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Roundtable

キャリア入社社員が率直に語る!
中に入ったからこそわかる
「NPC」という会社について

Member Profile

  • 間瀬 元喜

    法人営業部
    2013年入社

  • 遠藤 正都

    名古屋支店
    2020年入社

  • 日比野 勝

    営業1部 営業1グループ
    2022年入社

  • 山田 寛之

    東北支店
    2014年入社

前職の内容と、転職先としてNPCを選んだ理由を教えてください。

間瀬

前職は食品メーカーで、スーパーマーケットなど、小売店へのルートセールスをしていました。以前から不動産関係に興味があって転職活動は続けていたんですが、NPCに入社しようと決めた一番の理由は「人」ですね。選考で出会った社員の方々が本当に良い方ばかりで、こういう会社で働きたいなと素直に思ったんです。

山田

私は新卒から3年間、システム開発会社でITエンジニアとして働き、その後、自治体の臨時職員として不動産取得税の計算業務とその相談窓口業務を担当していました。ITエンジニア時代から将来的には高収入を狙える不動産業界に転職したいと考えていて、自治体で臨時職員として働いたのも知識と経験を得るため。私が当社に入ったのは合併前でしたが、当時は成績に応じてインセンティブがもらえるなど、努力が報酬に反映される仕組みが整っていましたし、土地の発掘から経済条件の算定、交渉、開業、運営までを自ら行うという「主体的に仕事ができる環境」も決め手の一つになりました。

日比野

私の前職はハウスメーカーの営業です。新築注文住宅やリフォームの提案を行っていました。転職しようと思ったのは、長時間労働で体力だけでなく精神的な疲労の蓄積が大きくなってしまったのが理由です。当社なら、前職でよく時間貸し駐車場を利用してきたので、ユーザー目線を活かした提案ができるのではないかと思いましたし、週末、子どもと車で出かけて自分が手がけた駐車場を利用している姿が想像できたこともあって、入社を決めました。

遠藤

私は物流系(フォークリフト)の営業をしていました。新卒の頃から荒波に揉まれ、葛藤しながらも5年目までに800件以上のお客様を担当し、累計200台以上のフォークリフトを販売。
その他、物流機器の販売や展示会の対応なども幅広く担っていました。5年目のときに転職をしたのですが、一番の理由は、結婚を機に自らのワークライフバランスを見直そうと思ったから。ちょうど感染症が流行し始めた頃で、在宅ワークを導入しているなど、当社の働きやすい環境が魅力的に映りました。

Section O1

現在の仕事内容は?
また、現在の仕事に前職の経験が活かせていることはありますか?

山田

私は東北支店に所属し、担当エリア(仙台市、郡山市、福島市、青森県内)の新規駐車場開発と既存駐車場の運営管理を行っています。ITエンジニア時代は納期を遅らせることができなかったので、自分の作業スピードと業務状況を把握し、どんな仕事でも作業計画を立てて進めることを意識していました。そのおかげで、今も期限から逆算し、計画を立てて業務を進めることができています。前の会社はいろいろと厳しいところだったので忍耐力もつきましたし、多少強めの意見を言われても動じない、ということも役立っていますね。自治体職員時代は不動産取得税を扱っていたので、不動産に関わる税金の知識が身につき、それは今の仕事に活かせています。

遠藤

私は名古屋支店で、東海4県(愛知、岐阜、三重、静岡)の新規駐車場開拓と既存駐車場の売上管理を担当しています。新規開拓については、コインパーキングになりうる土地を見つけて地主にアプローチをしたり、仲介業者や不動産業者から地主を紹介してもらい、アプローチにつなげたりするというのが主な流れ。既存駐車場に関しては、日々の売上管理や料金変更の検討・実施、直近ではシェアサイクルや電動キックボードの設置など、売上向上につなげる取組を行っています。前職は、同業他社との競争も激しく、人間関係を構築してやっと商品を購入いただけるかいただけないか……という厳しい世界。それは今、地主から土地を借りるために踏むプロセスのすべてに活かされていると感じます。前職での経験があったからこそ、転職後もこの環境に素早く順応できたと思います。

間瀬

法人営業部で法人顧客を担当しながら、新たな情報ルートの開拓にも取り組んでいます。私は応用生物学部の出身で、元々研究職の道を進む予定だったのですが、前職の新人研修で営業に興味を持ち、営業として働くことに。ですから、前職のこの経験が活かせているというより、自分の進む道を大きく変えてくれた前職そのものが今につながっていると思いますね。

日比野

私が携わっているのは、商業施設や行政のプロポーザル型入札(企画競争入札)案件が中心です。先方の要望を聞き取り、その要望の理由や問題点を把握した上で現地調査を実施、調査結果をもとに状況を分析しながら、課題(要望や問題点など)をどのように解決するかを考え、提案書(プレゼン資料)を作成するというのが主な流れです。こうした業務には、住宅営業の人の多くが持っている「私に任せてください」という気概が役に立っていると感じます。行政系の案件は固定期間、施設駐車場管理を任せてもらうのですが、「この5年間でこんなふうに変えてみせますので、私に任せてください」という気持ちで事業計画書を作成しており、そうした姿勢や意気込みは前職と変わりませんね。

Section O2

キャリア入社社員から見たNPCの印象や環境は?

遠藤

不動産業界というと体育会系のイメージを持っている人も多いかもしれませんが、真面目で、誠実で、堅実な社風。営業目標についても、個人でなく部署(支店)ごとに割り振られていますし、トラブルが起こったときには自然にサポートし合えるなど、チームで仕事をしていると感じます。

間瀬

私は最初の配属支店が支店長と2人体制だったこともあって、支店長から直々に仕事を教わりました。仕事のことだけでなく、入社早々家庭の事情で早く帰らなければならなくなったときも定時に帰れるよう調整してくれるなど、キャリア入社組へのサポート必要に応じて手厚く行ってくれますし、当時の支店長をはじめ、人には本当に恵まれてきたと思います。上司と部下だけでなく、社長と社員の距離も近いので、社歴や立場に関係なく、いろいろな話ができますし、風通しの良い環境ですね。

山田

そうですね、私もそう思います。穏やかな人が多いのか、職場の雰囲気が良いんですよね。私の場合も、先輩方が丁寧に接してくれたのですぐに馴染めましたし、働きやすい環境だなと思ったことを今でもよく覚えています。

日比野

私の中では、定時退社というものを、初めて自然に体感していることと、有給は消化するものという意識が芽生えたことが大きくて、こんなに働きやすい環境でいいのかと最初は違和感を覚えていたほど(笑)。一方で、組織としてまだ変更すべき部分もあるので、整えるべきことはまだまだあると感じています。

Section O3

仕事のやりがいや印象に残っていることを教えてください。

山田

商談した物件が無事成約となり、開業に至ったときの達成感は格別ですね。多岐にわたる業界のお客様がいらっしゃるので、さまざまな業界の話を聞けるところも面白いと思います。

間瀬

確かに、駐車場が完成したときの達成感は格別ですが、私はその前の交渉段階でお客様と関係を築き、自分を信頼して任せてもらえることが決まった瞬間が一番うれしいですね。大事な資産を預かるという責任の重さと、その人の人生に関わることができたという喜びを感じて、毎回身の引き締まる思いがします。

遠藤

私も、お客様の大切な資産(土地)をお借りして駐車場を運営するということに責任とやりがいを感じています。特に成約までのプロセスは、人間関係の構築が大変であるものの、絶対に欠かせない重要なプロセスですから、やればやるほど面白いし、やりがいも深まっていくと思います。

日比野

私は、先方が抱えている課題を探り、解決につながる提案をするという業務がとても楽しく、やりがいを感じています。施設の立地や環境、主要客など、課題の原因調査も好きな業務の一つなのです。

Section O4

これまでのキャリアを振り返って感じるのはどんなことですか?

遠藤

私は転職のテーマを「成長」としていて、そのためには生産性のない時間を極力なくしたいと考えていました。それで、転職すると決めてから半年も経たないうちに退職し、当社に入社したのですが、その判断力と行動力は日々の業務にも活かされていると思うし、今後も持ち続けていきたいと思っています。

山田

営業として外部の方と接触することが多いので、誰と話しても恥ずかしくないよう業界の知識や情報を事前に得ておくということを、普段の生活の中から意識できるようになりました。そこは成長したと思いますね。

間瀬

私は、人見知りな性格の自分がまさか営業をやっているとは……という驚きが一番ですね。人間、この先何があるか、どうなるかは本当にわからないもので、自分の視点も社会に出て180度変わりました。年齢も個性もばらばらの人たちが会社という一つのチームで働く――それだけを取っても、学生時代とは比べものにならない大きな経験だと思います。

日比野

前職では、常に時間や目標に追われて何かを振り返るということがほとんどありませんでした。今は振り返る余裕ができたことで、これまでの経験を活用できたり、過去に教わったことの意味がやっと理解できたりするようになりました。ゆっくり振り返って初めて、自分が成長していたことに気づいたという感じですかね。

Section O5

Section O6

今後の目標は何ですか?

山田

先日、会社の中で次世代の駐車場について考えるプロジェクトがあり、業界について考える良い機会だと思い、参加しました。まだまだ考えはまとまっていませんが、駐車場だけでなく、今後のモビリティ産業の動向にも注視しながら、会社への貢献につながる提案ができればと思っています。個人としての目標は、資格の取得(簿記、FP、社労士)ですね。

日比野

私も個人としての目標になりますが、過去に学んだことを反芻しながら、これまで無駄にしていた脳をフルに使って、仕事に限らず、趣味や芸術、スポーツなど、これまでできなかったこと、諦めていたことをやり直したいと思っています。そうした生活の中で時間貸し駐車場をユーザーとして利用することで、何か新しい発見ができるのではないかとも考えています。

遠藤

これまでの業務から得たことや学んだことを見直し、それを確かなものとして自分の中に落とし込んでいくこと。そして、それを自分自身のキャリアアップや、さらに間口を広げた取組にもつなげていけたらと思っています。入社して4年が経ち、年齢も30代に突入しましたし、部署内では20代の若手をフォローするなど、上と下の緩衝材のような役目も担っていけたらいいですね。

間瀬

私の場合は、マネジメント能力を身につけること、でしょうか。今、社内でマネジメント研修を受けているのですが、ずっと自分のことだけを考えて動いてきたので、どうすればチームが動きやすいか、メンバーが働きやすいかと考えるのは想像以上に難しく、試行錯誤を重ねながら学んでいるところです。

Section O7

では、最後に求職者へのメッセージをお願いします。

間瀬

昔、ある先輩に「人との出会いで人生は変わる」と言われたことがあります。皆さんも、就職活動でいろいろな人や会社と出会うかと思いますが、その中で、こんな人になりたい、こんな会社で仕事がしたいと思えるような良い出会いがあることを願っています。

山田

私たちは、明るく前向きに考え、行動できる人と一緒に働きたいと思っています。良いご縁があることを祈っています。

遠藤

日々街並みは変わり、我々がターゲットとする駐車場用地も速いスピード感で変化していきますが、当社はそれに対応できる会社(チーム)であると私は思っています。部署の垣根を超え、しっかりとコミュニケーションを取れる方が活躍できる社風ですので、そういった人と一緒に仕事ができればと思います。

日比野

転職して一番感じたのが、前職での当たり前が、現職では当たり前でないということ。もちろん、その逆もあります。会社にはそれぞれ特有の知識や価値観があって、驚くこともあるかもしれませんが、それらの良いところを組み合わせて考えられるようになれば、新しいアイデアも生まれるのではないでしょうか。私が入社前に想像していた以上に、駐車場の環境は変化しています。ですから、これからは、さまざまな知識や価値観を持った皆さんとともに、それらを組み合わせながら、これからの時代に即した新しい駐車場を作っていきたいと思っています。